まだ最終的な結果は出てないが、テレビ各局はこぞって、自民の圧倒的勝利、民主の惨敗を報じている。
投票前から世論調査の結果として報じられてきた通りだが、これほどまでに現実のものになるとは、思ってもみなかった。 なんだかんだ言いながら、多少のゆり戻しがあって、自民党のほどほどの勝利に終わるのかなぁ、と思っていたのだが。
民主党がこれほどにまで負けたのは、やはり、郵政民営化法案への対応を誤ったからなのだろう。結果として、この
ブログで書いた予想が当たってしまったような感じだ。
そもそも、自民党と民主党の政策は、天と地ほど違うわけではない。むしろ、それぞれの党内の意見対立の方が深いことさえある。
そんなこともあって、鳩山さんが民主党の代表を勤めていた頃は、政府与党の方針に是々非々の対応をするなんてことを言っていた。しかし、そのために、対立軸がぼやけ、存在感が薄れてしまった。
その反省、反動からか、最近の民主党は、かつての社会党のように、なんでも反対野党になってしまい、その流れで、郵政民営化にも、まず反対ありきで望んでしまったように思う。
(もちろん、官公労の支持を受けているという事情もあったのだろう)
ところが、郵政民営化は、本来、都市型政党と言われてきた民主党なら、賛成すべきテーマだった筈だ。 この反対が、都市部での浮動票離れを起こしてしまった。
ひとつのボタンの掛け違いが、党のアイデンティティさえ危うくしてしまった。
今回の選挙結果を受けて、岡田さんは代表を辞任するだろう。
次の代表が誰になるのか、予想もつかない。はたして、元自民党から元社会党までの幅広い党員議員をまとめられる人材はいるのだろうか? この危機を乗り越えられなければ、民主党に次はない。